診療科・各部門紹介

放射線科・内視鏡室

放射線科について

当院では患者様にとって有用な画像情報を提供するために診療放射線技師が安全・迅速をモットーに検査を行っています。

X線撮影システムは、患者様の乗り降りが容易な寝台昇降機能や転落防止の安全機能を備え、フラットパネルシステムは従来の半分の被ばく量で瞬時に高精細なレントゲンが撮影できます。

16列マルチスライスCTは、頭・胸・腹などのミリ単位の断面像や立体像(3D)の鮮明な画像が得られます。

各装置はPACS(画像保存通信システム)でつながっており、診察室や病棟で瞬時に参照することができ、過去画像との比較も容易に行えます。

一般撮影装置

一般撮影装置

フラットパネルディテクタ

フラットパネルディテクタ

16列マルチスライスCT

16列マルチスライスCT

PACS装置(モニター画像診断)

PACS装置(モニター画像診断)

超音波(エコー)検査のご案内

超音波(エコー)検査

超音波(エコー)検査

現在当院では腹部、心臓、頸動脈の超音波検査を行っています。検査の進め方は超音波を通しやすくするためのゼリーを塗り、超音波プローブという機械を当てて検査を行います。超音波は人体に無害で痛みもありません。検査時間は15分前後で終了となります。

腹部超音波検査(火・水・金・土の午前中)

主に消化器内科医師が担当しています。肝臓・胆嚢・膵臓・腎臓・脾臓・血管の形や大きさを観察することができます。その他には臓器の腫瘍性病変、脂肪肝や肝嚢胞、胆嚢ポリープや胆石、総胆管拡張、膵管拡張や膵のう胞、腎結石や腎盂拡張などがわかります。超音波検査は消化管のガスなどにより臓器全体が描出しにくい場合が多く、その場合は腹部CT検査と合わせて診断しています。

肝臓の超音波画像

肝臓の超音波画像

膵臓の超音波画像

膵臓の超音波画像

胆嚢の超音波画像

胆嚢の超音波画像

腎臓の超音波画像

腎臓の超音波画像

心臓超音波検査(木曜日の午後)

主に循環器内科医師が担当しています。心臓の動きや弁の動きをリアルタイムに観察することができます。また、弁の狭窄・逆流などを調べ、虚血性心疾患、弁膜症、心筋症、心不全などを診断しています。

頚動脈超音波検査(月~土の午後)
頸動脈の超音波画像

頸動脈の超音波画像

主に診療放射線技師が担当しています。頚動脈エコーは頚部の血管を超音波で検査することで、血管の中がつまっていないか、血管の壁が厚くなっていないか、血流は正常に流れているか、など観察します。頚動脈の動脈硬化は全身の動脈硬化の指標として健康診断などでも幅広く行われております。糖尿病、高血圧、高脂血症、喫煙者などの動脈硬化の危険因子がある方におすすめしています。

内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)のご案内

内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)

内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)

当院では上部消化管内視鏡検査(食道・胃・十二指腸)、大腸内視鏡を行っております。

(経鼻内視鏡・大腸ポリープ切除術は行っていません)

上部消化管内視鏡検査(火・水・金・土の午前中)

検査の流れ

  1. 血圧を測定します。
  2. 胃粘膜に付着した泡を少なくするお薬を服用します。
  3. 喉と舌根部の麻酔をします。(麻酔薬を凍らせたものを舐めます)
  4. 検査ベッドに左下横向きに寝て頂き、マウスピースをくわえて内視鏡を口から挿入していきます。
  5. 食道、胃、十二指腸を観察し、病変がある場合は組織の一部を採取し病理検査をすることがあります。
  6. 検査時間は10分ほどで終了になります。
大腸内視鏡検査(土曜の午前中)

検査の流れ

  1. 検査前日は大腸検査食(朝、昼、夜)と夜に下剤を服用します。
  2. 朝7時半に来院して2時間かけて2リットルの下剤(ニフレック)を服用します。
  3. 便の性状がカスのない無色の水、または薄黄色の水のようになれば検査ができる状態です。
  4. 検査前に紙パンツと検査着に着替えます。
  5. 検査ベッドに左下にして寝て頂き、肛門に麻酔のゼリーを塗ります。その後、内視鏡を挿入します。
  6. 検査中は仰向けや横向きなど体位変換をします。またお腹を圧迫しながら行うこともあります。
  7. 病変がある場合は、組織の一部を採取し病理検査をすることがあります。
  8. 検査時間は30分前後で終了です。
  9. 検査後は安全の為、1時間ほど院内でお休みしてお帰り頂きます。

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