病院のご紹介

院長のごあいさつ

来てみて良かった病院 Community Hospital

院長写真

 上総記念病院は、1987年に50年以上の歴史を有していた武山病院を移転・新築の上、名称の変更を行い、全く新しい組織としてスタートしました。
 1933年、創立者である武山勉治が「郷土の医療を向上させよう」と大志を抱いて地元・木更津に帰り、武山病院を創立してから2013年で80年を経過しました。その後、創立者の薫陶を受けた一族によって立派に地域医療は展開されましたが、その後の都市構造の変貌と建物の老朽化などがあり、新しく建て直すことになりました。
 1980年、私は大学病院の勤務を退職し、生まれ育った故郷に戻りました。その目的は、地域医療に貢献するべく、内科系単科病院として成人病(生活習慣病)対応に特化するものでした。これは多科を有する横割り医療を、人間一生の縦割り医療の展開(かかりつけ医機能の確立)とすることであり、医師間の連携も十分できると考えたからです。ことに地元出身である故に知己も多く、一人の人間の誕生から始まり一生というライフサイクルに渡り、安心してお付き合いできる病院づくりが基本理念にあった訳です。
 新病院を開院してから四半世紀を迎え、今後一層“地域に信頼される成熟した病院”になるためには、更に質の高い医療の提供、心温まる職員の対応、快適な施設づくりなど挙げられます。一方、医療機能の面では内科疾患全般、ことに糖尿病をはじめとする生活習慣病診療については自信を持って対応できます。
 現在、私は日本内科学会認定医、日本糖尿学会専門医並びに専門医指導医であり、当院は日本糖尿病学会専門医認定教育指導機関に認定されています。また、全国臨床糖尿医会の理事として全国的な糖尿病のネットワークもあります。今後も内科系一般病院として、内科専門医の紹介システムを確立して、紹介システムができることを検討し、地域医療に貢献したいと考えております。
 最後に、上総記念病院が掲げる「来てみて良かった病院」のビジョンに共感、賛同していただける方とのご縁を広く求めています。働く皆さんが仕事を通して共に喜び、悲しみ、成長し、地域社会に貢献し続ける病院でありたいと思います。

院長 本吉光隆

「来てみて良かった病院」 ― 地域に密着し根ざした成人病(生活習慣病)対策病院 ―

使命

人々の健康で文化的な明るい生活維持を提供する。そして、医療の提供には安全・安心が必須であり、そのために医療人はその知識と技術の習得に努める。受療者の人格を尊重して、やさしい心で接し、医療の公共性を重んじ、医療を通じての社会貢献を志す。

指針
  1. 求められる医療に手を差し伸べる
  2. 常に相手の気持ちになって考える
  3. 医療の質の向上を目指して努力する
  4. 共に喜びそして悲しむ、喜怒哀楽を共にする
  5. 弱者を助ける

認定・資格など

医学博士(東京慈恵会医科大学院修了)
日本内科学会認定内科医
日本糖尿病学会専門医
日本糖尿病学会専門医指導医
全国臨床糖尿病医会理事
臨床内科医会評議員
日本プライマリケア学会認定医
日本プライマリケア学会評議員
日本病態栄養学会評議員
日本産業衛生学会代議員
日本医師会認定産業医
労働衛生コンサルタント

トップへ戻る